宿泊型の産後ケア施設

里帰り出産をしたり、自宅に祖父母が手伝いに来たりと、

これまで産後のサポートには身内の協力が当たり前でしたが、

出産年齢が上がることで祖父母も高齢になるなど頼るに頼れない人も

増えてきています。

 

世田谷区と武蔵野大学が協同で、産後4か月未満の母子の育児支援を目的とした、

「産後ケアセンター 桜新町」(3階建て・個室15室)が全国初となる

宿泊型施設として平成20年3月に開設されました。

 

宿泊と日帰りを選べ、宿泊の場合は必要に応じて赤ちゃんを夜間も見てもらえるため

ママはその間、十分に休養を取ることができると好評。

利用料もそれなりにかかるものの、1年間で約280人もの利用があり、

現在も予約が取りにくいほどだそうです。

 

助産師が産後の母子のケアと、育児・授乳の指導や相談に応じてもらえるほか、

臨床心理士のカウンセリングも受けられると言います。

 

そのほか、真新しい個室、充実した食事メニュー、癒しのためのボディケア、

多彩な講座の実施など、ママの心身回復のための充実した施設とプログラムを

そろえる同センターのような施設は、今後ますます需要の高まりがみられる

ことでしょう。

 

宿泊型の産後ケア施設については、厚生労働省も希望する都道府県への開設費補助を

2010年度予算に盛り込んだそうです。

 

産後体力がなかなか戻らず、思うように体が動かなかったり、初めての育児の不安を

相談する相手がいないなど、産後のママが孤立してしまう場合が少なくありません。

 

安心して産み育てることのできる環境づくりのためにも、一層の充実が求められます。

 

マタニティ






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