葉酸の重要性を認識しよう
葉酸とは、ほうれん草の抽出物から見出された水溶性のビタミンB群の一種です。
葉酸はその名称から植物性食品だけに含まれているように思われますが、
動物性食品であるレバーなどにも多く含まれている栄養素です。
葉酸が妊娠との関係の中で、注目を浴びている理由は、
きわめて妊娠初期に葉酸が不足すると、 「神経管閉鎖障害」の子供が
生まれるリスクが高まると言われているからです。
2000年からは母子健康手帳にも胎児奇形の発生予防のための
葉酸の必要性(1日に400μg)が 記載されるようになりました。
しかしながら、日本での葉酸の必要性や認知度は海外に比べてまだまだ低く、
葉酸の積極的な摂取を推奨されている妊婦でさえ葉酸不足を指摘されているのが現実です。
学術研究者達が発起人となって立ち上がった「葉酸と母子の健康を考える会」では、
知識向上や摂取を促すために2007年に葉酸の日を制定しました。
日付は4(よう)3(さん)の語呂合わせで4月3日とされました。
胎児の先天障害リスクの軽減を図るため、妊娠中の女性はもちろんですが、
日ごろから積極的に摂取することを呼びかけているそうです。
葉酸は母子の健康だけでなく、貧血防止や細胞の生成を助ける働きもあり、
今後ますます注目を浴びるビタミンとなっていくことでしょう。