薬膳で快調に
妊娠中は、妊娠していない時に比べて体調が変わりやすいもの。
また、おなかが大きくなるに従って、疲れやすく何となく体がだるいなどの
症状が出る場合もあります。
そこで、日頃の食事で積極的に対処する方法として、「薬膳」を取り入れて
いかがでしょうか?
もともと「薬膳」は、漢方の考え方を食事に応用したものです。
植物の根など生薬を原料とした漢方薬は、一人ひとりの体質や
症状に合わせて調合されます。
体の構成部分を表す「気・血・水」と、体の機能を表す「五臓(肝・心・脾・肺・腎)」が
どのような状態にあるかを見極め、その乱れを漢方薬で整えていこうとするのが
漢方の考え方です。
しかし、漢方薬が普通の薬より弱いなどといった理解は誤りです。
漢方薬と言えども、妊娠中の服用には医師の診断が必要となります。
「薬膳」では、食材の持つ力によって、じんわりと体調を整えてくれる効果が
期待できます。
妊娠中にとくに気をつけたいのが冷えですが、冷えを取り除く力の強い食べ物には、
カブ・ショウガ、トウガラシ、ニンニク、ネギ、ピーマン、シソ、黒糖、山椒、シナモン、
エビ、イワシ、サケ、鶏肉などがあります。
これらの食材を取り入れやすい方法としては、これらの食材をみじん切りにしたものを
ごま油で炒めて鶏がらスープで煮た中華スープなどがぴったり。
季節の野菜をプラスしたり、溶き卵やご飯を入れて雑炊にすると
ヘルシーで体も温まる一品となります。