いろいろな分娩法~ソフロロジー
ソフロロジーは、スペインの精神科医アルフォンソ・カイセド博士が提唱した
精神の安定と調和を得るための学問とされ、
現代では産婦人科のみならず、
精神科、循環器科、消化器科、歯科など、
医学の諸分野において活用されています。
産科にこの学問をはじめて導入したのは、
フランスのジャンヌ・クレフ博士で、
パリを中心にヨーロッパの医学大学などでも
広く行われるようになりました。
日本では、1987年に松永昭博士によって紹介されました。
お産が進行し出産間近になってから
麻酔を使って無痛分娩に切り替えるという
フランスでのソフロロジーをもとに研究を重ね、
麻酔なしでも陣痛を緩和できる方法を確立したとされています。
ソフロロジーの基本はリラックスの訓練法です。
お産に対する不安や恐れを、プラスのエネルギーに変えていけるよう
イメージトレーニングをしていきますが、
陣痛が来たところで、急にリラックスするよう言われても
出来るものではありません。
妊娠中から母親学級などで産前教育を受け、
ソフロロジー法の音楽を聞きながら
イメージトレーニングやエクササイズ、
また、お産の時に行う呼吸法を身につけていきます。
また、リラックスしながらのお産は、赤ちゃんへも好影響を与え、
産後の復調も助けると言われています。
ソフロロジー法でのお産を望む場合は、
ソフロロジー式分娩法の理論を確立・実施している
日本ソフロロジー法研究会のHPに
認定施設が紹介されています。